橋本市に移住を検討している人に配布するパンフレットを制作させていただきました。橋本市には里山が多く残る一方、中心部の「町」エリア、古くに栄えた街道、利便性のよい住宅地、またはそれらの中間的な場所などの様々なエリアがあり、自分にあった暮らしのあり方を選択することができます。ここでは代表的な4名をご紹介していますが、形式的なインタビューを行うのではなく、長い期間をかけて日常の暮らしを撮り溜めて紹介しあうリレーを実施。集まった写真をレイアウトすることで生の暮らしが伝わるようなパンフレットを提案しました。初めての町に足を踏み入れるワクワク感を体現するため、あえて帯を破るというひと手間を加え、冊子の開き方も徐々に内部が明らかになっていくような形を採用しています。あらゆる色を反射する銀色を橋本市に見立て、4つの交じり合った色面は4名の個性をイメージしています。